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あとがき:闇の中  (あとがきComments(1) )

ネタばれ満載ですので、本編をお読みになった後お読みください。
ただの愚痴の垂れ流しですが
まずは「闇の中の」をお読みいただきありがとうございました。
超レアなギルマノにチャレンジしましたが、もう、書けません(涙)

この二人の頭脳の100万分の1以下の知恵と知識しかない私には、これ以上の二人を書くことなど到底不可能です<敗北宣言


さて、アップ直前になって、「書きなおし~~~」と慌てふためいた真相をお話しなくてはなりません。というか、聞いてください。

当初、この話、

「大学の研究所に勤務してたジュリア・マノーダは、しかし、男尊女卑という時代の影響もあり、その才能を評価されず、挙句自分の手柄すら担当教授に持って行かれてしまう。研究者として認めてもらいたい一心で、ブラウンの誘いに乗りブラックゴーストへ。しかし、そこでもセクハラを受けることに。すっかり気落ちした彼女の前に現れたのは、ギルモア。純粋に科学を愛する視点で二人は意気投合し、ジュリアはギルモアに惹かれていく・・・」

という話でした。ありがちな男尊女卑の話。
それがどうよ、原作読んだら、

幼いころから天才と呼ばれ、第二次世界大戦中にはドイツに招かれ水爆を開発、ガルヒンク研究所の育ての親であり、MITの研究所長、ノーベル物理学賞を3回辞退・・・

マノーダさん、ものすごいエリート街道まっしぐらな人でした。なんでブラックゴーストに入る必要があったのか??って疑問に思うくらい。さすがにその経歴は無視はできず、骨格を残したまま全改装。
レアなキャラとはいえ、ちゃんと原作読まないといけません。

ジュリアの専門も勘違いしてました。
石油をゲル化して楽しんでるから、てっきり化学屋と思ったら、理論物理学専攻 orz
そう言えば核融合の話が出てたっけ・・・・<すっかり忘却の彼方

化学屋だったから、ギルモアとの会話のくだりでは、石油を硬化させる話で盛り上がらせてました。化学話なら適当でもノリノリで書けるんですが、理論物理の前に全削除。
そういうことなら素粒子の話をさせなきゃと一生懸命手当たり次第にネットを駆け回り、無理やりこじつけたのがアレでして、全然めちゃくちゃなのがわかってるので、非常に恥ずかしい。
あのくだりは生温かい目で見守るだけにしてください。


でも、原作読みなおして良かったです<ってか、最初にそれをしないと・・・

断言します、ジュリアは乙女です。
009に出てくるいろいろな女性キャラの中でも、1,2を争う乙女です。


ちょっとしたきっかけでギルモアに恋をしたが、思いは届かず、ちょっとした意見の食い違いから距離をとっていたら(この辺ねつ造)、ギルモアはナンバーズとともにさっさと脱走。
ブラックゴーストに残され傷心の彼女は、しかし、自分の思いを諦めきれず、日本までギルモアを追っかけていく。だが、思い人に会うことは叶わず、自暴自棄になって行きずりの男と関係を持って(この辺も妄想)アンナを出産。ブラックゴーストにアンナを連れていくわけにはいかないので、アンナは施設に預け、自分はブラックゴーストに戻っていく・・・。

で、ギルモアに復讐するつもりで石油を固めるわけで・・・<世界中の石油が固まったら、きっとあの人は私に会いに来てくれる<ちょっと狂気じみてますな

なんて乙女! 石油は固めますが、重水素を集めまくりますが、その原動力がラブってところが乙女。


ギルマノがひそかなブームになりそうです<常にマイナー嗜好


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コメント

HOIHO様

一昨日のチャットではいろいろどうもありがとうございました。久々にお話できてとっても嬉しゅうございましたです。加えてギル誕新作「闇の中の」!! あのような恋愛秘話があったと思えば、「ギルマノ萌え」話もいっそう盛り上がるというものですわっvv
…で、以下少々チャットの折の発言とダブってしまうかもしれませんが。
BG科学者連のセクハラ攻撃に悩んでいたマノーダ博士にとって、「女だからと差別しない」「言葉を交わせばめちゃ話が合いまくりの議論白熱」「当然、科学者としての知識・力量も自分と同レベル」のギルモア博士はまさに理想の男性そのものだったのではないでしょうか。となったらもう、これは恋をするなという方が無理っ! ましてそれまで「威圧的で他人を見下しているのがミエミエのやな奴」だと思っていたのに、話に夢中になって時間を忘れ「うわ~、ブラウン博士に怒られちゃうよぉ~」なんて「男の可愛げ」なんぞまで見せられたりしたらマノーダ博士でなくても女は秒殺、撃沈されてしまうこと間違いなしでしてよっ(握り拳)。しかもその上「僕ならその傷跡を元通りにできると思うけど」とまで言われては…。おそらくこれが最後のトドメ、マノーダ博士が「夢見る乙女」になったのは間違いなくこの瞬間っ! …と勝手に妄想の大風呂敷を広げております。
なのに原作のギルモア博士ってば「彼女はどうやらワシを…好きだったらしい…」って、それだけ!? 「らしい」たぁ何だ、「らしい」たぁ! アンタ、マノーダ博士の乙女心にまるっきし気づいてなかったってのぉぉぉっ!? …みたいな。ああもうコイツもジョーくん並の「超鈍感」、こんなニブチンを好きになってしまったマノーダ博士、いえ、ジュリアさんのお心を察するにつけても涙、涙でございますわっ(号泣)。

一方、両博士の議論内容にもいつもながら完全に脱帽です(最敬礼)。あとがきで「全然めちゃくちゃ」と書いていらっしゃいましたが(そして実際、かなりご苦労なさったようですが)、あれだけの会話を創造できるのも理系人間のHOIHO様ならでは、これが文系バカのオバサンだったりしたら、どれだけネットの荒野を駆けずり回ろうとも台詞一行思いつかないに違いありません。

…などなど、他にも書きたいことは山ほどあるのですが、収拾がつかなくなりそうなのでひとまずこのへんで失礼致します。短編とはいえ読み応えたっぷり、妄想及び脳内ドーパミン大放出のお話、存分に堪能させていただきました。お忙しいHOIHO様に申し上げてはかえってプレッシャーになってしまう言葉かもしれませんがそれでもあえて…! 「次のお話も楽しみにお待ち申し上げております!!」

あっ、それと最後にもう一言だけ…っ!

サイト様ブログの新テンプレート、すごくすごく、すっごぉぉぉ~く素敵ですねっvv 8ファンサイトのこちら様にはまさにぴったりと言うかこれしかないと言うか…今にも水中を自在に泳ぎまわるピュンマ様の優雅なお姿が目の前を横切るような気さえしてきましてよっ♪
変更直後からうっとり見惚れていたくせに何のコメントも致しませんでまことに失礼致しました。例によって例のごとく、こんなご無礼極まりない年寄りではありますが、願わくばこれからも何卒よろしくお願い申し上げますっ(平伏)。
posted by りーみん URL at 2010/01/26 23:26 [ コメントを修正する ]
ありがとうございます
りーみんさん、いらっしゃいませ。
先日のチャット、ありがとうございました。久々にお話ができて楽しかったです。
ギルモア、ギルマノ、このネタだけであれだけ盛り上がれるのってどうなんだろうと思いますが、本当にマイナー一直線な集まりでしたね。4ギル9って異常なシチュエーションも楽しかったです。また、よろしくお願いします。

さて、SSの感想もありがとうございます。

ギルモアがすっかり別人で、天然タラシっぷりが全開でした(汗)
どうやったらジュリアが落ちるかって考えたら、短編だとこの方法しかなかったです(嘆)

平ゼロ若ギルの黒さっぷりを思うと、ちょっと近寄れない雰囲気だったので、かわいげ成分を大匙10杯、勝手に追加してしまいました。真に認めた相手には、心を開く奴ってことにして・・・。あの神をも恐れない雰囲気の若ギルからは考えられないことですが。

科学談義は時間を忘れて熱中してほしいというのは、若かろうが、年寄りだろうが、天然だろうが、黒かろうが、ギルモアに対する私の勝手な願いです。

> しかもその上「僕ならその傷跡を元通りにできると思うけど」とまで言われては…。

これは書きなおし最中、朦朧としてるところで、突然降ってきたネタでした。
ラストをどうしようか考えあぐねていたところでもあったので、これ幸いに食らいつきました。最初はジュリアの火傷のことはややこしくなるので、スルーの方向だったんですが。


>なのに原作のギルモア博士ってば「彼女はどうやらワシを…好きだったらしい…」って、それだけ!? 「らしい」たぁ何だ、「らしい」たぁ!

そうなんですよ!!!
ジュリアがどういういきさつで恋に落ちたかはいいとして、脱走した博士を日本に追いかけるほどに好きだったんだもの、「らしい」で片付けれられたら、そりゃ、石油をゲル化したくもなるでしょうよ! 月の裏から重水を大量に集めても来たくなるでしょうよ(握拳)

博士ズのめちゃめちゃ談義にも温かいお言葉ありがとうございます。
幸いに偶然読んでいた本が役に立ったというか、あれにすがった感もありますが、やっぱりあぁいう部分がきちんとかけたらいいのになぁと無理な願いを持ってしまいます。

次がいつになるかはちょっと不透明ですが、夏は必ずやります!
日本の夏、ピュンマの夏ですから!!!
またお付き合いいただけると幸いです♪

そして、ブログデザインにもコメントありがとうございます。
深海っぽい感じが8を感じますよね、作者さんに感謝です。

コメントありがとうございました!
2010/01/27 16:15

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